泌尿器科と婦人科の境界領域の疾患を見る分野は、英語で、Urogynecology といいます。
これは、
Uro = 泌尿器科
Gyn = 婦人科
の合わさった言葉です。ホームページのアドレスも、Uro-Gynです。
私達のクリニックは、このUrogynecologyを中心に、女性&男性とわず、
骨盤内臓器すべてが対象です。
私達の取り組みは、
尿失禁・便失禁・性器脱・頻尿・便秘です。
2016年度
2015年度
交通アクセスは、こちら → (下地図をクイックしてください)
交通アクセスのページには、駐車場や電車など紹介しています
院内の設備について紹介します
待合室は24人から32人待機することができます。同じビルに、カフェドクリエや日高屋など、おむかえの商店街にはサンマルクなどがあります。
手術室は、大学病院と同じ大きさが一つで、50型モニターで内視鏡の様子を確認することができます。内視鏡は、最新型。レーザー治療機器も準備しています。緊急手術ができるように、常に3人分の手術セットが予備に置かれています。手術室は、コンピューターで記録保存されます。手術室の大きさは、診察室などの大きさと比較してくださればわかるとおもいます。
病室は6個ベッドがあります。毎日3人までの治療にあたり、夕方4痔までお休みになることができます。
大学病院レベルの本格的な手術室を1室、回復ベッド6個
クリニックには、本格的な手術室が1個あります。この手術室は、毎朝、早朝から女性泌尿器科手術が行われます。クリニックでは、日帰り手術を基本としますので、その日のうちに、なれた自分の家に戻ることができます。おもに、このような手順になります。
カラダにとても優しい日帰り手術方法を確立できたことは、70代、80代、90代の治療を実現できました。
(膀胱瘤の日帰り手術の典型例)
前日もしくは指定日:クリニック受診。体調を確認の上、手術の段取りを説明します。
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当日朝:食事は、ジュースもしくは胃にのこらないものを食べてください。高血圧などの内服薬は、服用します。つまり、いつもの元気な調子のまま来てください。
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当日クリニック受診:麻酔前診察をします
麻酔&手術:術式と年齢にあった麻酔をおこないます。
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手術後:短い人で1時間、長い人で3時間、回復ベッドで休みます。クリニックビルには喫茶店などありますので、そこで、お茶とサンドイッチなどを食べることができます。
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尿失禁・性器脱手術では、1回導尿があります
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帰宅:帰宅と同時に痛み止めをご使用ください。使わない方も多いです。。この時点で、膀胱瘤の不快感は消失しています。
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夕食:うどん、そーめん、おかゆなど、疲れがのこらないものを食べてください
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就寝:就寝前に座薬と飲み薬があります
新クリニックには、アルテミスをシンボルにしました。
この女神は、女性の健康の女神です
ギリシャ神話ができたとき、出産後の女性の子宮や膣が回復せず
出血もおおく、命を落とすひとが多数でした
そこで、この女神により女性の命が守られることが、信仰の対象になりました
いまは、出産・産じゅくは、命をおとすようなことはありませんが、
その後、骨盤臓器脱や腹圧性尿失禁になって困ります
クリニックの取り組みは、まさに、女神アルテミスと同じです
女性の、とくに、女性自身の女神である彼女は、
五穀豊穣の女神でもあることから、狩猟の女神でもあります
犬を連れている像や、鹿を連れている像もあります
古代ローマを意識して作成しました
石の文化ローマに、木製のレリーフです
こちらは、犬をつれた像です
クリニックの玄関に飾ってあるレリーフです
1935年の作品をもとに、特別につくりました
受付の病院名のところにあるブロンズ像です
アメリカのブロンズ作家 エドワード・フランシス・マックカートン(1879-1947)の作品です
彼は、古代ギリシャ彫刻のブロンズ像で名声をえた。フランス人アーティスト、ジャン=アントワーヌ・ウードンから影響をうけ、多くの賞を獲得しました。
この像は、1920年ごろのオリジナルの像の一つです。
メトロポリタン美術館にあります。
アルテミスとクリニック名
エドワード・フランシス・マックカートン(1879-1947)
クリニックには、他にもマックカートンの作品を展示しています。彼は、アイルランド出身で、アメリカに渡り、ニューヨークにあるプラット学院で学びました。努力の末、フランス留学を経て、ニューヨークにもどり、彼の代表作であるアルテミス像を作り上げました。クリニックに飾ってあるこのアルテミス像は、世界でもっとも美しいヌードとして称されました。その後、アルテミス像は、メトロポリタン美術館をはじめ、複数の美術館の作品として展示され、彼自身もニューヨークのボザール研究所の所長として後輩の育成にあたりました。死後は、国立彫刻協会の殿堂入りをしています。
女性泌尿器科といえば、一人で悩みやすい、恥ずかしい そういったものが付きまといます
女性泌尿器科は、もっとおしゃれなものと考えてほしいです
待合室に少女の姿をした女神像をおいて、あなたの悩んでいるところを、撫ででください としました。
すると、多くの人が少女のお尻を触ってくれました。同時に、自分の悩みが解決してほしいとおもうのです。
お尻は、いまは、塗装がはげて、ピカピカ、つるつるです。
かわいい感じになりました。このかわいいお尻、ピカピカ、つるつるであるは、
あなたは人じゃないから、前向きに、おしゃれに治そうという合図です
この像は、フランスの彫刻家Pierre le Faguaysの作品です。
正式名は、アルテミス(ダイアナ)といいます
この作者の代表作は、フランスのモンマルトル広場にある”考える人”です。
米国へ留学して、女性泌尿器科の専門家として長らく多くの執刀を継続してきたライリー先生のところで学び、彼のテキストを日本語化してイラスト豊富に夫婦つくった『婦人泌尿器科へようこそ』
原点のまま、出版社がかわり、夫・奥井識仁のかいた『はじめての女性泌尿器科』とあわせて、いいところどりをした作品が、この『女性泌尿器科へようこそ』
表紙は、もちろんアルテミスを意味します。日本画家に書いていただきました。