女性泌尿器科専門のクリニック
第 6 章.
骨盤底筋体操
骨盤底筋体操をするだけで、かなり改善します。そのものの違和感がなくなる人もいます。このような方では、台上診をしただけで、筋肉の動きがとてもよいので、すぐに気が付きます。このことは、膀胱瘤のところでも、お話しましたね。さらには、膀胱瘤がだんだん子宮脱などを合併していくのを、予防していきますから、一石二鳥です。
BS日本テレビで骨盤底筋体操を指導しました。
くはしく、骨盤底筋体操や骨盤臓器脱(性器脱)について知りたい人は、読売新聞オンラインをみてください会員になると、記事をよむことができるようになっています。
ほかにも、TBSテレビ
でも骨盤底筋体操についてとりあげていただきました。
もう一度基本ですが、骨盤底についておさらいをしましょう
骨盤底というのは、骨盤の一番下にある強靭な膜です。
いくつもの膜がありますので、その集合体です。
一番おおきな膜は、骨盤隔膜です。
隔膜?きいたことありますよね
横隔膜の隔膜です。
ですから、僕の指導する骨盤底筋体操は、横隔膜と同時に感じていただだいているのです。
女性は、赤ちゃんを産み育てることができるようになっています。そのために、膀胱のシステム、子宮のシステム、直腸のシステム、その3つともが、
骨盤底によりささえられているのです。
この骨盤底を鍛えることは、なにも40歳以降ではありません。こどものころから、ストレッチをして、筋肉のおおい骨盤底にしたいものです。その意味で、講談社の”なでしこジャパン応援ブック”にのせました。
この本は、本格的にプロになるための本ではありません。サッカー大好き少女が、やがて、ママになり、成長していくには、女子の体の仕組みをおぼえておくのが、いいという本です。
骨盤底筋は、だれでも感じることができます。
女性の場合は、おふろに入っているときに、確認してみましょう。
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