1 過敏性腸症候群とは、どのような病気でしょう?
2 過敏性腸症候群の診断のローマ基準とは?
3 過敏性腸症候群の人の陥りやすい悪循環は?
4 下痢の人の悩み、、、具体的に見てみよう
5 過敏性腸症候群の対策
6 過敏性腸症候群の対策1)食生活の工夫
7 過敏性腸症候群の対策2)お薬
8 過敏性腸症候群の対策3)心のケア
9 過敏性腸症候群の対策4)リラックス
10 過敏性腸症候群の対策5)おしりケア
過敏性腸症候群のローマ基準とは?
過敏性腸症候群には、ローマで開催された会議で診断基準をきめております。
欧米では日本より過敏性腸症候群が多く知られてきました。最近の調査では日本人も程度に差はみられても女性の28%、男性の10%に過敏性腸症候群の訴えがあり、増加傾向にあることが分かっています。とくに20代の女性では40%に達し、小中学生の10-20%が慢性の腹痛を訴えるといわれています。世界的におおいから、国際基準があるのです。
Q 過敏性腸症候群の原因は?
最初は、ストレスであろうとおおいます。心の中にため込んでしまうことで、自律神経のバランスが乱れ、排便のメカニズムがくずれて過敏性腸症候群を引き起こすことがおおいのです。「腹がたつ」「腹わたが煮えくりかえる」など、胃腸と感情との関わりを表すことばは多いですね、つまり、胃腸は「心の鏡」なのです。