女性泌尿器科専門のクリニック
4)機能性尿失禁
精神や身体運動の機能障害が原因で生じる尿失禁です。例えば、認知症の方では、適切な状況判断が出来なくて、居間やベットの中で漏らしたりすることがあります。これは、本人が悪いのではなく、トイレの位置がわからなくなったのです。また関節リウマチ、腰痛、大腿骨骨折で歩行困難の患者さんの場合も、トイレまでいくのに時間がかかるので、我慢できずに漏らすことがあります。
マンガ:奥井識仁&もたいみゆき(講談社)
では、尿失禁にはどんな治療があるのでしょうか?
尿失禁には、保存療法(体操、投薬、生活のみなおし)と手術療法にわけられます.
でも、とても重要なことなのですが、
機能性尿失禁と思っていると、切迫性尿失禁がかなさっていることが、しばしばあります