女性泌尿器科専門のクリニック

尿失禁の治療

膀胱訓練

膀胱訓練は膀胱の容量を増やすためのトレーニングです。切迫性尿失禁に対して効果があると報告されています。例えば、一時間半位の間隔なら尿失禁がなくてすむ患者さんでは、目標を2時間に設定し出来るだけ尿を我慢するようにします。根気よく継続することにより、膀胱の容量が増え、2時間は漏れなくなることが実現できる可能性があります。次は2時間15分という目標を再度設定し、トレーニングを継続していきます。


マンガ:奥井識仁&もたいみゆき(講談社)

薬物による治療

患者さん本人に加えて、介護者、家族の方などの協力が必要です。排泄ケアの現場では、機能性尿失禁や切迫性尿失禁に効果があります。例えば、認知症のある人が午前11時頃になるときまって尿失禁するような場合、排尿日誌より尿失禁のパターンが解れば、11時より少し前にトイレに誘導することで、正常な排尿を行なうことが可能といえます。このとき、ポイントなのが、必ずしも1年を通じて同じではないので、季節ごとに排尿日誌から失禁パターンを把握することがとても重要です。排尿習慣訓練は、尿意に頼るだけでなく、タイムスケジュールにもとづいて規則正しい排尿習慣を確立することで尿失禁をなくす方法です。

低周波による治療など

上記の他に当科では、磁気あるいは干渉低周波による刺激療法を行うこともあります。これは切迫性尿失禁、腹圧性尿失禁に対して行います。椅子の形をした治療機器に座るか、ベット上で端子を下腹部にあて、皮膚の上から膀胱、尿道をコントロールする神経を一回につき2030分位刺激します。

低周波『のどか』

                 
                  マンガ:奥井識仁&しんざきゆき(オークラ出版)

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